第4回~気の向くままに!香川~京都の旅・前編
暑い夏のだらだらとした旅の話。
皆さまご清覧ありがとうございます。
今回は前回ご紹介した"先の見えない旅"の一例、大学生になり、香川に移住した僕が行った旅の話です。
当時、アルバイト先の本屋が潰れ、ある程度お金も時間もありあまる大学生の夏休みを過ごしていました。
既に旅の魔力に魅せられていた僕はどこかに旅に出ようと思い立ってはいたのですが、特にこれといったプランも無く、決めあぐねていました。
そんな時、ふと高松-神戸間のフェリーの存在を知るんです。
随分と格安で行けるんだなぁ、これなら貧乏旅行にはぴったりだ。僕はそう思うや否や、神戸に向けての身支度を済ませ、ウキウキで旅立ちました。
当時持って行ったものは以下の通り。
替えのシャツ2枚、替えのパンツ、2枚、携帯、財布、小さなエアクッション、暇つぶし用の3DS。
小さな旅行カバンでも余裕過ぎるほどの荷物です。
神戸港に到着したのは深夜0時を回ったところ。
既に電車もバスも止まっており、僕は駅前のネットカフェに入りました。
効きすぎじゃないかってくらい強い冷房、化学繊維の体にひっつく感じ……。
それでも、一夜明けてみると寝るには十分のスペースでした。
朝を迎えると僕は、神戸観光もそこそこに一路、大阪へと向かいました。
神戸に着いた事をTwitterにて報告した際、大阪に進学した友人から、遊ぼうと連絡が来たからです。
友達と会うのは夕方から。
待ち合わせまでは時間があります。
その間僕が何をし、どうやって京都まで行くことになったのか―――。
長くなったので、それは次に回そうと思います。
それではまた次回!よい旅を!!